そろそろ Drop Musicの損害賠償額を考えてみる
Drop Musicという恐ろしいサービスを知ったのは、つい先日の話。
iPhoneさえ持っていれば、J-Popが何でも無料でダウンロードできるという。
恐ろしく違法性の高いサービス、ちょっと損害賠償額を考えただけでも、
こんなアプリ、作ろうと考える方が恐ろしい。
恐ろしいので、アプリのURLを貼るのは控えます。。キャプチャーでご勘弁を。
さて、Drop Musicが違法か、違法でないのか?
もはや愚問です。
単純に言えば楽曲の前に、アーティストの肖像権、
プロダクションの許諾もなく勝手に使っています。
そしてYouTubeでは配信されていない楽曲の数々が、
You Tubeという名目の上で、違法に配信をされています。
例えば、これがYouTubeと言い切ったとしても、
端末にダウンロードできる同サービスは、
何をどのように開き直っても、明らかに違法でしょう。
さて、ここで頭に過るのが、「TubeFire訴訟」ですね。
レコード会社31社が提訴の根拠にしたのは、TubeFireが「『YouTUBE』上にアップロードされた音源や動画をダウンロードすることができ、(視聴者が)CDやDVDを購入したり、正規の音楽配信サイトからダウンロードしたりすることなく、音楽や映像を視聴」(訴状)できるサービスを提供しているという分析である。
訴状によると違法にダウンロードされたファイルの総数は1万431ファイル。厳密な数字を提示してきたのである。2億3000万円という額は、ファイル数1万431件をひとつの根拠として試算した額である。
さて、飛ぶ鳥を落とす勢いのDrop Music。
著作権のリテラシーが低い中高生が、いったい何万ファイルをダウンロードしたのでしょう?
それだけを考えただけでも、訴訟額が今から気になって仕方ありません。
運営会社は、ignom.incという得体のしれない会社なのかな?個人なのかな?
Snap Chatの日本版等みたいなサービスも作っているそうですから、
狭い部屋でエンジニアがごりごり作っているような匂いもします。
悪いことは言いません、早急なサービスのクローズをお勧めします。
著作権だけでなく、肖像権まで言われだしたら、
TubeFireどころの話ではなくなるでしょうし。
こんな悪しきアプリの申請を通したことに驚きを覚えています。
リジェクトになるX dayは近いでしょう。
そしてきっとこれから巻き起こるレコード会社群の損害賠償祭り、
この先のDrop Musicから、ある意味、目が離せませんね。